しいたけ日記

日々の徒然

2018年6月①

城崎旅行から2週間
会うことはもちろんメールも一切しませんでした。



6月は地震もあったけど、
同じ職場なので、連絡は取らずとも
無事かどうか、けがしてないか、
体調崩してないか、とかは分かるので
心配する、とかはあまりなかったな。



〇長からも連絡はなかったし
面と向かって「もう終わりにしよう」とは
言ってないけど、自然消滅でもいいかな、
と思っていた。



自然消滅って不誠実な終わり方にも思えるけど
別れ話なんて誰でもしたくないと思うし、
決定的なことを言わなくても、お互いが
同じタイミングでもういいかな、と思えば
フェードアウトもありかと思ってます。



〇長の幸せそうな笑顔が思い出されて、
時折、涙がぼろぼろこぼれることもあったけど
どれくらいの期間で自然消滅とみなすか、
そんなことを冷静に考えられる、それ位の
レベルに気持ちは持って行けてた。




でも、ちょうど2週間後
〇長からメールが来てしまいます。




「こんばんは。
 今月、おひめんと会いたい!
 第一希望は〇〇日、予定どうですか?」




何で、ほっといてくれないんだよー、、
という残念感と、〇長が私を見放してない
ことへの安堵感。両方が混在してた。
すぐ返事しないと、また旅行前の
ゴタゴタしたやり取りの繰り返しになるな
と思ったので、



「こんばんは。
 うん、会いたい。
 〇〇日予定しときます。」



と返信した。
約束の日まで、2週間弱。
やっぱり無理、ってなったら
断ろうと思ってた。

2018年5月②


最後に楽しく旅行しよう!
そんな思いだった。




金曜の定時後、車で京都から約3時間
城崎温泉に行きました。
チェックインは、21時過ぎそうだったので、
お宿は素泊まりでBOOKING
温泉街中心部から少し離れた円山川温泉に
泊まりました。




城崎グルメも満喫できた!


但馬牛のローストビーフ丼
(〇長はハンバーグ)
海鮮丼にさざえのつぼ焼き



出石そばも食べたな~



温泉街ぶらぶら歩いて、
城崎ロープウェイに乗って、足湯して
出石で革細工手作り体験もしました。




とても楽しい旅行だった。
やっぱり〇長といるのは楽しい。


だけどもう終わりにしないとな、と思ってた。
帰りの車でも、色々話したけど、
これと言って決定的なことを言うでもなく、
さりとて次の約束をするでもなく…
きっとどちらの心もどこか濁ってたと思う。



その後、約1ヵ月間、〇長と会うことはなかった。

2018年5月①

5月は基本、ずっとネガティブモードでした。



1日(火) 映画 「ペンタゴンペーパーズ」
2日(水) 夕飯
3日(木・祝) ランチ



3日連続で会ってみたけど、
何だか心満たされず。。



特に、3日ランチの時は、
話の流れでその必然があったのかなかったのか、
どこどこホテルで二次会やった、とか
昔から年上が好き(奥さんは年上)とか言うから。
…もうだめでした。



(だったら奥さんと仲良くしてればいいやん!
 私の前に二度とツラ見せんなー!)



ぐらいな勢い 笑



ちょっと前なら「そうなんや~」で済んだことが
いちいちカンにさわる。バイオリズム的なことも
あるかもだけど、嫉妬、独占欲、不公平感、そういう
負の感情との戦いが、始まってしまったのだと思う。




G.W明け、〇長からの5月の予定確認も



「確認してまたメールするね!」



と言って放置。




そんな中、
金曜定時後、少し前に会社を出た〇長から
「会いたい」とメールが来ました。



この日、〇長が仕事で大変やったろうな、
って知ってたはず。今の心境で会っても
嫌な思いしかさせない、って分かるだろうに
会ってしまうところが、我ながらタチが悪い
というか、未熟というか愛人失格、
いえ、人として失格です。



ケンカにはならなかったけど、
案の定、〇長を怒らせた。というより
悲しませた、がっかりさせた、
失望させた、んだろうな…



私だってこんな態度取りたくない。
でも妊娠のことを気にしてることも腹立った!
そんなに気にしてバカみたい!
もしほんとに妊娠してたって
サインするくらいしかできひんやん…




さすがに様子がおかしいことを
機嫌悪い程度でごまかし切れず、
具体的に触れざるをえなくなります。





俺「今の雰囲気では俺から聞いてる件
  も一旦白紙にした方が良さそうか
  な…」



私「〇長が仕事で凹むとか聞くのほと
  んどなかったのに、自分は落ち込
  んだ時いつも甘えてたのに、返り
  討ちみたいな事してほんとすみま
  せんでした。
  元々私が泊まりたいって言ったか
  ら、調整して下さったんですよ
  ね。もう間に合いませんか?」



俺「正直、かなり落ち込んだ。連絡し
  なきゃ良かった…って。(中略)
  だから予定も白紙にして、一旦気持
  ち切り替えようと…。昨日の電話
  もどのように捉えていいのか?おひ
  めんにとってもその方がいいのかな
  って、結局わからんかったし、気
  持ちはモヤモヤしてます。」



私「きっと大袈裟だけど、色々踏みに
  じったんだろうね。。
  〇長はもう会いたくないですか?」



俺「連休中はどこ行こうか色々考えて
  たけど、明けてから何か素っ気な
  く感じ、まさか付けなかった事
  で…予定確認して返事するって返
  事なかったし、気になってました。
  俺が悪いんやけど昨日の電話で、
  そんなこと聞くなってムカついたと
  言われてどん底でした。何でさっき
  もう間に合いませんか?って聞い
  たの?会いたくないのはおひめんの方
  でしょう?」




白紙に戻すって言ったら、
もう間に合わへん?とか言う。
旅行に行きたいのか行きたくないのか
会いたいのか会いたくないのか
別れたいのかそうじゃないのか
はっきりしないし要領を得ない。



メンヘラ気質発動…



「私のことほんとに好きならもうほっといてほしい」



とも言った気がする。
ほんまにほっとかれたらまた愚図るくせに。
自分でもどうしたいか、何を望んでるのか
何にこんなに心が乱されるのか。
全く分からなかった。



相当〇長は持て余してたんじゃないのかな。

2018年4月③

結局は事務所で夜明けを迎えることはなかった。



時刻は深夜2:00頃
〇長は一度、車で家に帰って、シャワー浴びて
着替えてまた戻って来る、と言いました。



(ふ~ん、やっぱり一度は家に帰るのか。。)



反省するどころか、やさぐれる私




俺「2時間くらい一人で平気?
  戻ってきたらおひめんを家まで送るから。
  ひとりが嫌なら、一緒に車に乗って行って
  中で待っててもいい」



会社の車なので、自宅のガレージに
置くことはしないとはいえ、愛人を
自宅近くに乗せていくとは、大胆というか
そこまで必死に家に帰りたいのか、
いずれにせよ、事務所に深夜ひとりは
嫌だったので、同行することにしました。



車に揺られ、酔いの周りも最高潮に。
猛烈なアルコール頭痛が襲います。
〇長のお家近くの駐車場で、薬飲んで、
後部座席でどれ位うとうとしてたのかな。



シャワー浴びて、着替えだけして
たぶん、最短で〇長は戻ってきた。



それから、JR上りの始発時刻に合わせて
私を自宅近くのコンビニまで送ってくれて、
京都の職場に戻っていった。
次の日は大事な会議があったはず。



さすがに反省
…ごめん、〇長。。
困った愛人でごめんね。。




後日のお詫びメール



私「(前略)
  謝らないといけないと思ってて」



俺「その件は大丈夫ですよ。俺も承知で
  そうしたので!
  体力的にはすべきじゃないね、目
  もコンタクトでしょぼしょぼしてたし」



私「体力的にも精神的にも何もいいこ
  とがない、、
  もう絶対にタックルはしないから。
  ほんとにごめんなさい。」



俺「ほんと大丈夫。久しぶりに飲みに
  行ったけど、良く飲んでたし、珍
  しく色々と話してくれてたし、酔っ
  てたこともあったにせよタックル
  したりびっくりするような事もポ
  ロって言ってたので、なんかあっ
  んかなぁって思ったりもしたよ。」



私「記憶がない、とかは全然ないけ
  ど、全部きっちり覚えてるかと言
  われると、それはあやしくて。。
  びっくりするようなって?」



俺「彼氏ができても、俺と…って」



私「呆れましたか?」



俺「いいや、嬉しかったから抱きしめ
  たよ。
  そんな事もあり、帰れなくても焦
  りも無く、一緒に居たかったのか
  なって」



この飲み会の時に、
「私の愛人になってほしい」発言
したんですね。



この頃、自分と〇長お互いにとって
程よい適度な距離感が全く掴めなくて
どうすれば自分が楽になるのか、
そんなことばっかり考えてた。




平行して、〇長が初めて断りもなく
危険日に、避妊せず(付けず)
抱いたりしたこともあって、
しっくりこない期間が続きます。




俺「軽率な行動とってしまい、もっと
  おひめんに対しても大切な気持ちを持
  って接するべきだったと深く反省
  してます。色んなこと暫く自粛し
  ます。ほんとうにごめんなさい」



(大切に思ってへんたんかい!)




俺「(前略)
  メールするつもり無く、自粛する予定
  やったのに…少なくともGW明け
  までは、結果がわかるまではって
  思ってた。やっぱり俺、調子に乗
  り過ぎやわ。
  勝手でごめん」



(また妊娠したかどうかの心配か。。)




こういう言い方は〇長なりの終わらせ方なのかな、
とも思ったし、ついこの前続けようってなったのに
どうしてこうなっちゃうかな。。
私も〇長の真意が分からなくてモヤモヤしました。




結局は翌週、夕飯食べることになって、
付けなかった問題は、「もういいよ」と
私が言うことで、一応収束。




俺「色々言ったけどおひめんと一緒の時間
  過ごしたい。もしおひめんの気持ちも
  同じなら…5/〇〇-〇〇泊まりでどこ
  か行きたい。
  おひめんからの返事、待ってます。」



その後届いたこのメールに
私も同じ気持ち、と電話で伝えて
表面上は丸く収まった感じ。
だけど、何か引っかかったままだったな。。

2018年4月②

その週末 土曜におこもりデートすることになった。



変わらず、すごく愛されたような気もするけど
私の心は何か不安な気持ちで覆われていました。
〇長をどことなく遠くに感じるようになったから…



以前より〇長が楽しそうじゃない、というか
手放しで浮かれまくらないようになった感じ。
いつもこの上なく幸せそうな顔を傾けてくれたけど
その表情に少し陰りを感じるようになりました。




翌週、夕飯を食べた時も、何か、テンション低い。。



お店決めてないって言うし、
居酒屋は?って言うし、
これまで出します!と言っても
絶対受け取らなかったのに、
3,000円受け取ったし、、



そのどれもはまったく構わないんだけど、
(今までが完璧すぎたくらいで)
明らかにこれまでと違う感、何というか
スタンスの変化を見せつけられたような
感じが気になりました。
そんな〇長の様子が私もおもしろくなくて
食事中はあえて仕事の話とか、過去の
忘れられなかった人の話とか、気引きたくて
完全にかまってモードだったと思う。



ふいに



「俺が愛しいとか愛してるって言うの重かった?
 週末メールしない方がいいんでしょ。」



「俺にはもったいないと思ってる」



とか真顔で言うし、
一線を引こうとしてはるのかな、って思えて
ますますおもしろくない。
全然私が求めてる反応をしない!
やっぱり〇長が遠い。。



この日はけっこう飲んでいて(梅酒4杯くらい)
実際だいぶ酔ってたけど
終電がなくなるからと、タクシーを拾おうとする
〇長に2、3度タックルして阻止する私



もっと一緒にいたい、という
かわいい気持ちからではなく、
思うような反応をしない〇長が
ムカついて、困らせたくて、
いじわるをしてしまった。



(タクシー拾わすまいとタックルする私に)



俺「どうしたん??
  今後のおひめんとの関係を続けるためにも
  今日は帰った方がいい」



私「・・・(抱きついて離さない私)」




結局、終電時刻を過ぎました。



〇長は奥さんにLINEを送ってた。
何と言ったのかは知らない。
後先考えずにタックルしたけど、
私も自宅なので家に「始発で帰る」
と電話をしました。



次の日は普通に仕事だったから
服は変えなきゃだし、始発で家に帰って、
着替えて出勤するつもりだった。
始発までは職場の会議室にでも潜んでれば
いいかと思っていた。



私「事務所に戻ろう」



飲んでた場所から職場まで地下鉄で2駅ほどを
ふらふら「誰かに遭遇したらアウトだね」とか
言いながら、〇長はけっして怒ったり
迷惑そうにすることなく、私を抱きかかえて
歩いてくれた。