しいたけ日記

日々の徒然

契約制

話が前後しますが、
私の中で◯長の存在が大きくなるにつれて、
こういう付き合いに対して「割に合わない」と
不公平感を強く感じるようになったのがG.W頃



付き合う中で、〇長をひとり占めしたいとか
思うわけじゃないけど、自分が優先されない、
と感じざるを得ない場面は当然あるわけで、
そこで生じる「不公平感」をどう解消するか。




まず



「私の愛人になってほしい」



と言ってみた。



自分だけが〇長ひとりなんて、そんな義理
果たす必要ない!という意味です。




でも元来、さほど恋愛の比重が大きくない上、
面倒くさがり屋だし、〇長との関係のバランスを
保つためだけに、好きでない人と付き合えるほど
器用ではありません。何より相手に失礼だし、
お前何様やねん、って感じです。




実際は、〇長だけでいい、って思ってるわけだし。。




というわけで、次に契約制を持ち出してみました。



派遣社員と同じで、3ヵ月更新
契約満了1ヵ月前に意思確認




・日を切ることで、その期間はくよくよ考えず、
 楽しむことを自分に許す


・「契約」なんて色気のないボキャブラリーを
 持ち込むことで、ドライな割り切り感をアピール


・あくまで二人の関係は限定的なものであるし、
 私はずっと〇長の女でいるわけじゃないんだよ




などの意味を込めて。




1回目の契約期間が7月~9月




期限が来れば止めてもいい、と思うことで、
気楽になった部分はあるし、思いっきり甘える
こともできた気がする。



でも更新問題でギクシャクしてしまい、
意思表示は保留中
今後の関係性を見つめ直すため、
ブログに綴ることにしたわけです。

2018年2月

今思えば、
この頃が一番楽しかったなぁ、と思う。



主な出来事としては、



まずバレンタインデーですかね。




この日は私から誘って、焼肉に行きました。
チョコレートだけでいいかな、とも思ったけど
誕生日プレゼントもらってたし、
いつもごちそうになってばかりだったし、
何より私自身浮かれてたであろう時期だったし
職場での腕時計置きにガラス食器をプレゼント
しました。



置くと「カチャン」って音がして、何気に響く…




同じ週の週末 金・土には初めてのお泊り。
金曜定時後に京都駅で待ち合わせて、電車で神戸へ。
この時食べたものはほんとにどれも美味しかったんだよな~



・南京町のラーメンと飲茶セット(は普通だったけど 笑)
・朝食のパンケーキ
・南京町の小籠包とココナッツ団子
・元町あたりのフルーツタルト




ホテルも素敵なホテルで、
一晩過ごしてみても
嫌なことが何にもなかった。



たまにいびきで目が覚めたくらい。



この時、〇長は、タイミング的に
次の3月で異動になるかも、という話をし出した。


私は、



「離れてまで続けることじゃない、
 自分達の意志とは関係ないところで
 終わることだってあるかもしれないし、
 その時は『じゃあね、バイバイ』って
 気楽に離れられる程度のスタンスでいたい」



みたいなことを言ったと思う。
そしたら



「おひめんは思ったよりシビア」



って言ってた。



どう言えばよかったのかな。。
私からもずっと気になっていた事を聞いてみました。



費用、のこと。



まことに僭越で、ほんとに大きなお世話だった
かもしれないけど、〇長がしてくれることは
普通のサラリーマンの度を越しているように思えて。
話題にするのけっこう勇気いったんだけどな。
結局、この日ははぐらかされてしまったけど。




きっとこの時が楽しいのピーク。




次の週末、鳥羽水族館に行ったんですが、
初めてちょっと怒らはったんですよね。



土曜は基本、休日出勤と言って出かけている模様。



〇長は朝9:00には待ち合わせ可能なわけです。
でも前の日残業で遅かった私は、「11時でいいよ」
って言うから、ほんとに11時に行ったら、
明らかにご機嫌ななめやった。。笑



たぶん、ほんとに私はしてもらうばっかりで
けっして当たり前とは思ってないけど、
自分ばっかり色々やってる感じが腹立ったのかなー
挙げ句ずいぶん待たせてくれたな、みたいな?




そしてこの日、
結婚してる人だったんだなぁ、と
改めて気付くことが。



”週末会った時、〇長は絶対夕飯を食べない”



そもそも、食べる概念がない、とでもいうか。
家で食べなきゃいけないもんね。
それに気付いた時、初めて何かおもしろくない、
という感情が芽生えたような気が。



自分の中に、後ろめたさとか罪悪感とか
そういう常識的で一般的なものとは別の
私的でネガティブな感情を自覚してしまった
2月の終わりでした。

2018年1月

年が明けて、最初の土曜に休日出勤だった〇長と
下鴨神社に初詣に行きました。



錦市場手つないで歩いて、BALうろついて、
ロンハーマンカフェでお茶する、って今から思えば
どんだけ危機管理意識低いねん!
あの頃、〇長は浮かれまくってたんやろうな。



今でも覚えてるのが、錦市場歩いてる時、



「夏もこうやって(手つないで)歩いてるのかな。
 でも日傘さすから無理か。」



と嬉しそう顔で言った〇長の言葉。
その時、私が



(夏までこんなこと続いてたらあかんやろ。。)



と思ったのは、冷めていたわけじゃなくて
経験はなかったけど、長く続けるものじゃない
と思ってたし、数か月だとしても先のことを
考えるということが、結婚している人相手に
私の中ではなかった。それは今もなんだけど。




この月に誕生日を控えていた私。



けっこう前に〇長からのブッキングが
入っておりました。特に予定なんてなかったけど
一緒に過ごすのはどうなんやろ。。とまた葛藤。
確か「行こう!」と言われて即「行きます!」
というやりとりではなかったと思う。



しばらくうだうだ…うだうだ…言って、
結局は当日お祝いしてもらうことに。
町屋風のイタリアンでディナー
ペンダントとメッセージカードもらいました。




そして1月終わり。
とうとう名実共に不倫に足を踏み込んでしまいます。



週末土曜に日帰りで大阪の山奥の方?和歌山近く?の
温泉に豚しゃぶを食べに行きました。



日帰りで温泉に行こう、となった時、
個室アピールしてるなー、とは思ってたけど、
昼間やしお布団ないし、この日はまだないかな
と思ってた。…う~ん、半々って感じ。
でもきっと、この頃は私もそうなることを
望んでたんやと思う。



「女の人とセックスしたの10年ぶりだ」



と、〇長は言っていた。
多分ほんとだと思う。
甘いかもしれないけど、きっと〇長的に
そうだったんだと思う。



帰りの車で、



「今日、家に帰って罪悪感とかないんですか?」



と聞いた記憶が。




土日も構わず連絡していい、って
言うし、週末も会えるし、大前提である
後ろめたさを除けば、やっぱり楽しいこと
プラスな気持ちばっかりの月でした。



普通は、付き合いたての恋人なら
三が日のどこかで初詣行きそうやから
そうじゃない時点で不倫を実感すべき
ポイントだったのかもしれないけど、
この時は自分の気持ちもまだ
浅かったんだろうなぁ、と思う。

呼び名

年末に呼び名についての提案がありました。



それまでの



私:「〇長(役職)」
〇長:「〇〇(苗字)さん」



じゃない呼び方がしたかった模様。




「好きに呼んでもらっていいですよ」



というと



「シンプルに〇〇(下の名前)にする!」



とのことでした。




私が〇長を下の名前で(たまに)呼べるように
なるのは、半年ほど先ですが。。

2017年12月

12月に入る頃には、
ただ楽しくごはんを食べる仲の良い上司の域を
超えてるな、もし誰かに見られたらどうしよう、、
と、周囲の目を気にするようになりました。
やましいことは(まだ)なかったけど、
そもそも疑われるようなことはしないに限る!
そういううかつさは嫌っていたはず。




…なのに、会うのを止めなかった。




そしてこの月の半ば、初めてキスしました。
京都駅の中央改札口のわき?で。



それまでも手握られたり、抱きしめられたり、は
あったけど、とうとうリアルな感じというか
確実に不倫の影が忍び寄ってきてる感ハンパない、
みたいな。



嫌いじゃない。
たぶん好きとまではいってなくても、
相当心許して懐き出してたと思う。



でも不倫!違法行為です!!




クリスマスのホテルのディナーショーのお誘いも
きちんと返事できなかったのは、迷ってたから。
なのに、結局は行ってしまった私。



で、行ったら行ったで楽しい。



でも不倫。。



ここらへんそんなことの繰り返しだったなぁ。
(ある意味、今もだけど)



そして初めてのキスからは別れ際に
キスするのが当たり前になりつつありました。
このあたりから若干、〇長(←役職)も
恋人気取りな感じになってきた気がする。



仕事収めの年内最終出社日は、
私はお休み、〇長は午後休みだったので
伊勢丹で待ち合わせて、映画行きました。



「オリエント急行殺人事件」




戸惑いはあったけど、結婚してる人でも
普通に、普通なデートできるんだな、
と思って、有り余る賛辞と愛情表現も手伝って
ほぼ楽しい気持ちしかなかった月でした。